sorrisoモデル（ソッリーソ）

ドクターズメディカルスタイルの白衣の特徴

仕立て・デザイン面

見て・着て・触って違いの分かる白衣を作りたかった。

先生に必要な機能を伝えてもらってデザインに落とし込んでまた更に改良を加えていく作業を繰り返してきました。

露骨で派手なデザインではなく『さり気なさ』を意識したワンポイントの遊びを加えています。

そのワンポイントのデザインが診察の時の医者と患者の会話のネタにになればいいかなと思って作りました。

表地には接着芯というを芯を全面に貼り付けてあります。この芯を使用することで表地にハリが出てより美しいシルエットが実現します。型崩れも起こしません。また薄手の肩パットや袖口の本開きの仕様などスーツと同レベルの本格的な仕立てになっています。裏地には天然高級素材キュプラを使用。滑らかな質感、ムレにくい、静電気を起こさないなどの特徴があり着心地や機能性を高めてくれます。

スタンドの2枚襟タイプ。外襟の裏側にだけチェック柄が入っているのがポイントです。綺麗な襟周りを演出するためにワイヤーを使用。また襟の角度も計算しているのでスタンド襟でもあまりカッコつけた感じにならずナチュラル感があります。

胸ポケットの袋には襟・袖裏と同生地のチェック柄を使用して『さり気なさ』を演出。

袖口は腕まくりがしやすいように本開きになっています。袖裏のチェック柄がワンポイントになっています。

ベルトでウエストの絞りが調整できます。ベルトの裏側やボタンの数もアクセントになりスタイリッシュなバックスタイルを演出。



腰ポケットには玉縁ポケット＆チェンジポケットのデザイン。最もシャープに見えるポケットのデザインの一つで存在感があります。ポケットを斜めにすることでよりスタイリッシュに！

機能面

『動きやすさ・着心地の良さ・使い勝手の良さ・機能性』を徹底追及し何度も改良を重ねてきました。

完成した試作品は実際に先生に病院で着てもらいその都度改善を加え2年の歳月を費やして完成したこだわりの白衣です。

医者だから分かる医者の求める本当に必要な機能を装備しました。

見て・着て・触って違いの分かる白衣を作りたかった。

肩部分には薄手の肩パットを入れてあります。見た目にも綺麗な肩周りは高級感を醸し出します。また肩パットがクッション替わりとなり聴診器を首からかけていても肩こりなどの疲労防止効果が絶大です。



通常の白衣で使用されている生地はほとんどが綿(コットン)です。綿は生地の特性上
(1)シワになりやすい
(2)汚れを吸収しやすい
(3)伸縮性がない
(4)カジュアルな雰囲気が出やすい
などが挙げられファッション業界では一般的にカジュアルアイテムで使用されます。
機能性、着心地、高級感を追及する白衣には全くそぐわない生地です。ファッション業界に長年携わっているからこそ、素材ひとつで見栄えや着心地が劇的に変わることを熟知しています。今回苦労した一つとして生地探しです。何万種類という生地からやっと見つけ出した【ブライトキング】というこだわりの生地です。ポリエステル100％で伸縮性に非常に優れておりシワにもなりにくく汚れも吸収しにくい。そして程よい艶感が品の良い高級感を与えてくれます。これまでの白衣にはない全く新しい生地を使用しています。



試作品では通常の胸ポケットの仕様にしていましたが実際に病院で着てもらうとボールペンやライトが指しにくいとの指摘がありました。ボールペンやライトが指しやすいようにポケットの厚みをギリギリまで抑えてあります。



上段の腰ポケットには院内PHSが、下段の腰ポケットには聴診器が綺麗に収まり且つ取り出しやすい幅と深さの設定になっています。またポケットの数も多いのでボールペンやノート、辞書などの必需アイテムもラクラク収納できます。生地と仕立てがしっかりしているためたくさん収納しても重さで型崩れすることもありません。肩パットがクッションとなり肩への負担を+A125軽減します。







裏地には天然高級素材キュプラを使用。キュプラは滑らかな質感、ムレにくい、静電気を起こさないなどの特徴があり高級スーツの裏地に使用されます。裏地をつけることで着用時の袖通りが格段に良くなり、摩擦が起こらないため着心地も抜群です。また中に着ているシャツや白衣自体を傷めません。